この本の面白いところは片づけを通して自分の才能を開花させ人生を輝かせて行こうという考え方です。
部屋が片付かないのは心の問題で、この本は片づけメソッドではなくメンタル面からの片づけをアプローチしたものでした。
片づけをしたい!それは本当の望みではない
片づけたくてもできない人ほど、「片づけをするためにはどうすればいいか?」と、自分に日々問いかけています。
片づけたいのではなく、「スッキリしたい!」「快適な空間で過ごしたい!」「停滞していると感じる人生を動かしたい!」ということが、その人が本当にやりたいこと。
この言葉でハッとさせられました。
私のことじゃないかと。
「片付けたい!」
という気持ちは表面的な意識で心の奥底で望んでいることではないのです。
まずは心と頭を一致させることが大事。
何のために片付けをしたいのか考える必要があるのです。
そのため最初にすべきことは理想のライフスタイルを決めること。
どんな人生を過ごしたいかというテーマのもとルールを決めていく。
しっくりこなかったらその都度変更していきます。
人生の在り方、快適感情を得るための工夫、人間関係、環境要因のルールを決めていきます。
5つのタイプ別の才能を開花させるための片づけ方法
「部屋が散らかる人ほど、自分の才能がいかされない過ごし方をしている」
「才能とは特定の環境下で無意識に繰り返してきた行動(思考体系)である」ということです。
部屋を通して、自分が無意識で繰り返している習慣を客観視できれば、それが自らの才能を理解することにもつながっていき、「自分をいかしきって人生を全うする」という生き方ができるようになります。
部屋に向き合うことは自分の部屋の状態から才能をひもとき才能を生かすために整えていくことです。
才能を5つのタイプに分けて最初にやるべきことや
才能を伸ばすためにまず片付けていく場所を紹介しています。
タイプは以下のタイプに分けられていました。
アーティスト系
スター系
ファッショニスタ系
ヒーロー系
隠れリーダー系
それぞれのタイプにあった片付けの方法から取り掛かっていきます。
気になったタイプを試してみてもいい。
これは自分はどのタイプなのか当てはめるのではなく才能に気付くきっかけとして活用していきます。
私はアーティスト系でしたが
ヒーロータイプのやるべきことも
なるほどな思うこともあるし参考にしたいなと思うこともありました。
この分類は「あなたはこのタイプだからこうすべき」というものではなく
参考にしながら本当に心から望んでいることを知るきかっけとして活用していく方が良いのかなと思います。
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